fangs
※この記事は本来BKK社の歴史やBKKjapanとの関係に
 ついても触れようと詳細の問い合わせ中です。
 加筆、修正の可能性があります事ご留意を。

シーバススタンダードとしてのst-46に疑問を
投げかけた事から始まったこのシリーズ。
誤解のないように申しておきますがst-46はその使用に
足るクオリティであるとは思っていますが、
年々しれっと煙草のようないやらしさで値上がり
してるし、他にもキチンと捜せば安くて良いフックが
あるんじゃないの?というのがこのシリーズの趣旨です
フックメーン
今現在それに代わる最強フックはブルーフックであると
確信しています。#8以上の番手やst-56に類する番手も
ネット上で販売しているのですが、#10だけどこにも
売ってないんです。既存の販売元へは全て販売予定が
ないか問い合わせたけど今のところ予定なしという
返答ばかりで、この番手に関しては発掘が必要だと
購入と検証を繰り返しているわけです。
フック比較
ほんで今回のBKK Fangs62-uaですが、個人的には
最右翼になるであろうブツだと購入前から
思っていました。理由は簡単です、
ご存じの方も多いと思いますがすでに国内メーカーの
いくつかは販売ルアーにデフォルトフックとして
搭載されています。公表されてませんが独特の
形状なので見ればけっこうわかるし、
blueblueに関しては村岡氏が公言してます。
百均ルアーならまだしも、それなりに値段とるメーカーの
ルアー搭載フックがへぼいという事がどれ程のリスクかは
自分なんぞが言うまでもなくメーカーもわかっている事で
相当数な検証を行って決定が為されている。
と推測が容易に立つからです。
形状1
左がBKK、右がst-46です。
例によってアナログ計測で比べていきます。
フック比較
比較表はこんな感じ。
形状2
このシリーズに限って言えば
ショートシャンクワイドゲイブという思想のもと
独特ともいえる形状をしています、印象的なのは
アイからかなり早い段階でカーブが始まっている点
第一印象ではこの番手だとフック間隔が少しとはいえ
広くなっている事も相まってかかりが良くなる反面
一本あたりの負荷が増す事への強度面の不安を
感じましたが、線径が0.何ミリか太い事でそれが担保
されているような気がします。前回のフックインプレ
ではこの番手の線径0.何ミリを侮るなという教訓を
得たばかりなのでなおさらですね。
フック2
ー形状によるメリット、デメリットー
このフックの搭載ルアー何種類かでの
実釣に専念しました。
フック4
封印したVJまでひっぱりだしてなるべく
このフックでかけていく。。
バラシやすいとかそんなのは皆無。いつも通りの
感覚で使って何のストレスも感じないです。
IMG02996
フック5
ー強度、フックポイントの持続性ー
この釣行は特に印象的でした。セイゴサイズでしたが
全て同じルアーで15本以上抜きましたが曲がり、
折れは皆無。流石にフックポイントは終盤鈍るとこも
出てきましたが、それでも途中まではキンキンのまま、
感覚では十分及第点に値するなという印象です。
フック1
写真があまりとれてなくて枚数ないですが
まぁまぁな数釣っての感想は
強度、フックポイントの持続性は十分合格
ルアーたち
ー防錆性ー
運用はいつも通り、使用後真水洗浄後乾燥です。
一回目の装着から20釣行くらいは立ってる。
釣れてるのもあるし釣れてないのもありますが、
投げて海水で洗う作業は毎回してました。
Fangs62シリーズには海水腐食に優れた耐性という
謳い文句の如何にも凄そうな名前の
Ultra-Antirust(ウルトラアンチラスト)なる
コーティングが施されているようで使用感はというと
ブルーフックと同じように黒ずんでいくタイプで
錆が進行するといった印象は持ちません。勿論
フックポイントの持続性は維持されています。
率直にst-46よりかなり上、ブルーフックよりは若干、
ほんの若干ですが劣るかなーという印象。ええがな。
ー気になるお値段ー
自分は店頭販売での購入ですが近隣でいえば
タッ〇ルベリーが一番安かったような記憶で
6本入り495円、他の店やネットだと大体550円
くらいの値段が多かったと記憶しています。
st-46が1本余裕の100円超えに対して1本80~90円ちょい。
探せばもっと安くありそうな気さえします。
フック比較
ー総括ー
魚に近い物ほど気にかけろ理論でいうと小物系の
中でフックが釣りのランニングコストとして
一番大きいのは自分だけではないはずです。
たかだか1本10円20円の違いでも常に鋭利な針先を
求めるアングラーの交換頻度でいうと年間スパンで
見れば馬鹿にならない金額になるでしょう。
それ以上に新たに信頼に足ると思われるメーカーの
フックを使用して新しい発見があるかも知れない、
そんな自分への先行投資の一面もあると考えれば
使ってみない手はないでしょう?少なくとも自分は
フックだけでもかなりの経験をさせてもらったし、
知識として得られたと思っています。
釣りにはそういう楽しさもあると自分は思うのです。


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