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元々は礒ヒラを始めるにあたり購入した。
選んだ理由は3つある。
①多分続けていくうちに2本目を買う事になるので
 通うフィールド含めてロッドの方向性を見極めたい
②デイリーシーバスのように高頻度で行けない事を予想
 潰しがきくよう汎用性を持つ物が良かった
③ヤマガのロッドを使った事がなかったので
 使ってみたいという単純な好奇心
当初の予定通り「磯ヒラへの道」シリーズはまだ
新規開拓という志半ばの状態で頓挫している状態である。
コロナという世界恐慌レベルの人災(あえてこう書く)は
想定外でしたがこの状況下で他県をまたぐような
釣行については正確にいうと
「釣りにおいて人様に迷惑をかけない」という
自分ルールに反するので自粛してる。が正しい表現です。
あっ、あくまで自分はですよ?そういうフィールドでの
釣果を見て自分が行った気になって楽しんでます。
思うのは「は~スゲ~、俺もこんなん釣りて~」とか
「羨まし~その地域のポテンシャル恐ろし⤴」などの
中学生ばりのミーハーな感想だけです。はい。
なので使う機会が中々ないのでデイリーシーバスに
使っていかんと勿体ない症候群が発動したわけです。
アーリー
・ロッド重量 192g
・ルアーウェイト 10g~50g
・ガイド PKWSG-30~トップPLGST7-18のsic-s kガイド
・ジョイント 逆並継ぎ
サーフでの遠投性能と振り抜けの良さに拘ったモデル
平磯、ゴロタでのマル、ヒラスズキ。サーフ、波止での
ライトショアジギング小型青物も視野に入れてます。

ーメーカーより抜粋ー
発売はたしか2020年の終盤だったと記憶。当時は
ヤマガがサーフに参入!みたいにサーフアングラー達は
ざわついていたような記憶ですが、
このシリーズ購入者の一定層は自分と同じく
汎用性の広さが動機になっていると邪推しますね。
動画配信でのキャスト動画などを見ても
ストレスなく使えるルアーキャパの広さは十分伺える。
グリップエンド
リールシートからのグリップ長は43cm。
オープンフィールドで必要十分な飛距離を稼ぐ為の
この長さは納得。まぁ自分は港湾、小場所、そして
ウェーディングでもあえて使ってみましたけどね。。カーブ1
うーん、美しい。。
カーブ2
もう少し負荷をかけてみる。
魚をかけながら写真とれないのであれですが、実に
美しいベンディングカーブを描きます。負荷の増加に
伴いよりバットよりにカーブの起点が移動する感じ。
さぁー予備知識はこれくらいにして
実釣を元にした実際どうなの的なとこいきましょー
ウェーディング
ー取り回しについてー
リールシートからのグリップ長43cmから楽に想像できる
事ですが、この長さになると小場所でアンダーで
投げてとか、キャストに制限がかかるような局面では
取り回しに体にグリップが当たるので絶望的。
ウェーディングも然りで、オープンフィールドありき
設計ですから当然。そもそもこのロッドをそんな局面で
持ち出す理由もないと思うんですが一応ね。
逆に開発想定に準じた場所であればかなり幅広く使える。
ちなみに段々慣れてきて小規模河川、
所謂近所のドブ川レベルやウェーディングで
普通に使いこなせるようになってきてます。
人の慣れとは恐ろしい。。
セルテルビ
ー合わせるリールー
重量でいうなら200g~250gの間が宜しいと感じます。
19セルテも16セルテもどちらもほぼバランスの中心が
リールシートから20cm程ティップ側に来る感じ。
エリア10
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ールアーキャパー
強いバットに柔軟なティップとそれをつなぐベリー
エリ10から40g近いジグまでストレスなく投げれます。
特質すべきはエクストリームコンディション時の
キャスト性能ですが、ティップの感じを見る限り
あまり向かないと思っていたし、以前UC88と比べた時も
そんな印象でしたが、風速8~10の向かい風や横風時に
おいて改めて投げ込んでみるとシンペン系は勿論
移動重心のミノーに至るまで無風時と遜色ない飛距離を
見せる事に驚きました。
流石に15g以下の重量やルアー形状によっては
影響を感じましたがバットまでしっかり曲げこんで
投げれる初速とルアー重量を前提なら
こいつ出来る子やん、というのが正直な印象。
フグ
魚4
魚5
ー感度ー
良い。ボトムスレスレで通していて、あと20cm
ティップ下げたら擦るな、とか中層が少し流れが
強いなとか、ドリフトでライン先行でデッド流しでも
食ってきた瞬間に反応できるとか、チーバスでもフグ
でもルアーとラインを通して伝わる情報はかなり
鮮明に伝わる。正直もう少し鈍感だろうと
思っていたので驚き。。疑ってゴメン。
魚2
魚3
トビエイ
ー魚をかけてからー
まぁまぁでかいトビエイをガンガン引き寄せるパワーは
勿論ですが、パワーファイターのシーバスの急な
突っ込みにも対応する追随性の良さ、実に安心。
セイゴサイズでも対応するバラシの少なさ、
素晴らしいの一言。それも前述した通り
強いバットと柔軟なティップ、それを繋ぐベリー、
全てがバランス良くまとまっているからという言葉に
集約されます。強いがしっかり曲がる、
そして全体のバランス感が絶妙に素晴らしい。
サーフ
チヌ
ーまとめー
オープンフィールドなら港湾、河川のシーバス、
サーフ、ゴロタ、磯もいけて強風時においても条件は
あれど必要十分な飛距離を確保できる。幅広い魚種や
サイズに対応し慣れればウェーディングもいける。
一般的なエントリーモデルのちょい上3万中盤という
価格帯も絶妙に食指を動かされますね。
敢えて、敢えて一つだけ不満点を挙げるなら
優等生すぎるという点。
卒なくなんでもこなしちゃうから面白味に欠けるなぁー
というのは自分のロッドに対する嗜好が影響してますが
間違いなく良いロッドだと思いますねー。
恐らくこのメーカーの設計思想を考えると他のシリーズも
扱いやすいだろうし、初心者の人が初めての1本として
このメーカーから用途に応じたロッドを買うという
選択肢は大いにアリだと思います。。

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