前回イナッコ付きのシーバスの群れにあたり
秋の片鱗を感じたような気がした。それからも
再現性を求めて足繫く色んなポイントを見て
回っていたが、状況はあまり芳しくないようだ。
水クリアですやん、ベイトいませんやん、
シーバスいませんやん・・この前はたまたま
アングラーの神が微笑んだだけか、
季節の移行期でまだ不安定な印象を受ける、
そもそも2.3週間前の水温高かった時の
方がベイトもいたしシーバスの気配も強かったなー
水温自体はシーバスにとっての適温に近づいて
問題ないのですが、落ち方が結構急でベイト共々
一時的に沖に抜けたのかなと邪推してます。
そこに今回の台風の襲来です。年間でも季節の
移行期とシーバスの動向の関連性は釣りの
引き出しを増やす大きな肥しになり得るので
自分にとってはとても貴重なのです。
明後日は台風直撃で行けないので今日明日で
許す限り良いシーバスと出会う為釣り場に赴く。

いつものように仕事終わりのエクストリーム。
うーん、クリアすぎる。流れもゆるー。
時折セイゴみたいなのが捕食してるっぽいけど、
何か雰囲気がハクでもないマイクロぽい雰囲気、

完全にドアップで投げてコモモⅡ65を漂わせて
やっとスレ掛かりという始末。ダメだ、ここは。
でかい奴がおる雰囲気ないしこの状況に
合わせられる気がしないので見切る。

ちょっとした潮溜まりに小さいエビが沸いていた。
流されてきたこいつを食ってたんか。
こんなん攻略無理やんけ。無念の撤退。

翌日のエクストリーム。葦をかき分け入水。
しばし静観しているとそう悪くないサイズだろう
捕食音がたまに聞こえる。おるぞ、台風前夜に
良いシーバスに出会えるか。期待値が上がる。
ベイトぽい波紋の立ち方から普通に下流に泳いで
いるのが食われているぽいので、
アップに投げて敢えて流れより少し早めに巻いて
手前のかけあがりでスローに落とす。
そこにいるんだろう？さぁ食え。
ガキン！食った！金属質なあたりに若干の不安を
覚えながらキャッチ。。

やっぱりお前かーい。

本命はこのサイズなんかーい。この後ボラが大量に
差し込んで来てボラ地獄になり撤退。
台風前に願い叶わず枕を濡らして終わる。

ーー台風一過ーー

台風が通り過ぎた翌日状況がどう変化してるかの
確認も兼ねていつものエクストリーム。
とはいえ３連休中なので人も多いだろう、
陸っぱりは勿論やが更なる人よけの為、
ウェーディングも敢えて満潮のタイミングで入る。
む、適度に濁りが入り、ベイトもおる。
潮位が高すぎてまだポイントに入れないのと
流れが出てないので出始めと緩みのタイミングに
絞り待つ事に、この待つのも立派な釣りだ。
下げの流れが走りだす。捕食音はないがシーバスが
いるなら上を意識してるはず、アップクロスからの
ドリフトでターンのタイミングでバイト。

居着きぽい60くらい？やっとまともなのに出会う。
けどこの一匹目で状況がわかってしまう。
この前みたいにベイトを追いかける程活性は
高くない。表層付近をステイして流れてきたのを
食ってる感じで数もそんなに入っていない。
ダウンにも何度か入れたが予想通り全く反応なし、
立ち位置をずらしながら通すポイントを変えていく
立ち位置から20~30m向こうの幅が流れが強くシーバスは
そのさらに奥の緩めのとこにステイしている予想、
アップにキャスト後ロッドを高く上げて
ラインが手前に引っ張られすぎないよう糸ふけを
取りながら流していると、ドン。

おう、

サイズアップ。65くらい？

流れが緩みだし、ジャーキングでリアクション

ストップ＆ゴーでさらにセイゴ追加。
終了。。
仮説を立て狙った釣りが納得のいく結果になる。
思い通りにならない事の方が遥かに多い自然相手に
こういう機会は得難い貴重な経験値になる。
苦手な月夜なら殊更素直に嬉しい。
レンジを合わせてルアー何種類か投げたけど
エリ10のこのカラーしか反応がなかったんですよね、
飛距離が足りず胸まで浸かる羽目になりましたが、
頭はなんでだろう？という思考に向かっています。
やっぱりわからん事だらけなんですが、今日は
少し枕を高くして寝てもいいかなと思います。




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