ランカー2
今年の年間釣行は250日ペースといったところ。
腰を据えて回遊を狙い撃つ時も、せかせかと
移動しながらランガンする時も、30分しか
釣り出来ない時も、流れ待ってたら出らずで竿を
振らずに終わる時も、釣れる時もホゲる時も様々。
思い返せばシーバスをやり始めた頃から
ぼんやりと想像していた理想のアングラー像は
シーズナルのシーバスの動向や生態を把握し、
それらに過去の実釣データとその釣り場の状況を
照らし合わせつつ最適解を短時間に導き出し、
確信をもって釣るべくして釣る。
限りなく無駄を削ぎ落とし、釣るという一点に
おいて究極の表現をすれば











スクリーンショット 2021-10-09 001706
一投一殺。。みたいな・・
もしくはそれに近い状態。なんですが、
壮大な自然相手に、たかが一人の人間がこの領域に
踏み込こもうとする困難さを悉く思い知るわけです。
やればやるほど、釣れば釣るほど、理解が深まる事と
相反して同じ数以上にわからない事が出てくる。
4,5年シーバスをやってきて思うのは
経験則で傾向はある程度掴めるようになるが、
結局何が正解はない、疑問と理解の連鎖が作りだす
無限ともいえる螺旋階段を上り続ける事になる。

ホゲ
だからこそ自分は皆勤性を持って釣りに行く事を
意識しています。シーバスを始めた時は漠然と
毎日行くだけでしたが、当時より釣り場の選択肢も
広がっているのでその釣り場の状況で通うべき時と
次の潮を待つ時とのすみ分けができるようになり、
今の方が効率的に回れるようにはなっているはず。
そこは成長の一端と思っていいのかも知れません。
シーバス1
シーバス2
釣れる時も
IMG03558_HDR
ホゲる時も。
自分の回る範囲の中では、まだベイトも魚の数も
安定してないなーという印象が拭えない。
そんな中ある釣り場に。そこは外的要因もあり
状況が良くなくてここ最近は潮の切り替わりで
様子見はするけど好転せずまた次の潮に、
というサイクルになっている場所。
大潮満潮から下げ、まだ流れは出ておらず少なくとも
表層にはベイトの気配はなく、ベイトサイズも
ここは小さめである事が多い。
明暗というには微妙なラインがあるが、
もしいるとしても魚影は薄く明るい側はいないと予想
暗い側にレンジを少し入れてドリフトで流そう、
ダメだったら見切るか。とキャスト一投目。
緩~い流れの中を暗い側に流しているとガツン!
完全にルアー目掛けてと思われる強烈なバイト。
しかも一瞬止まって動かない。こ、これは
でかいんじゃない?巻いては走られてをしばし
繰り返し何とかランディング。。
ランカー
まさかの一投一殺ランカーかい!しかも太い!
いや、嬉しいんですけどこのサイズが釣れる時の
条件にはいくつか足りてなかったはず。
丸のみ
がっつり丸のみなんか・・よほどタイミングが
良かったのか。エラが若干傷ついていたので
ぱぱっと写真撮って無事お帰りいただいてから余韻に
浸る間もなく考察を始める。魚体の綺麗さからも
時間差で入ってきのたか出ようとしていたのかは
わからないが、海から入って間もない個体だろう。
ルアーにはすれてなかったと思われるが、
やり取りの最中、6,7cmのベイトが水面に
飛び出てきてたので水面から中層あたりには
ベイトが少し溜まっていてそのレンジをウロウロ
していたか一時的に定位していたのかも知れない。。
再現性のある物ではないし、運の要素が強い
事故的なものだという結論を出した。
ザリザリ
ただ付け加えるとするなら、いつそういう
事故が起きても良いようにライン、フックには
常に気を使っていた事。リーダーがあとワンサイズ
細かったら獲れなかったかも。
フーター80f
短時間でも釣り場に赴き竿を出す。を愚直に
繰り返していた事。今回は運の要素が強かったと
いう結論でしたが、その運を引き寄せたのは
他ならぬ皆勤性を意識して釣りをする事を
継続し続けた熱量という事になります。
ランカー2
何気に今年初ランカー。考察も咀嚼し、消化を
終えたところでしばしの余韻に浸る・・
釣れてくれてありがとう。。自然に、魚に感謝の心を
忘れずに明日もまた愚直に釣りに行くのである。




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