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「魚に近いもの程気にかけろ」

釣りにおいて格言ともいうべきこの言葉。

リールとロッドにばかり意識を囚われすぎていた頃の自分はタックルを

新調した事で上手くなったような錯覚を起こし、錆びてなまくらなフックと

未熟な結束技術に気付かず苦い経験を数え切れない程しました。

結束は練習する事で上手くなるので問題ないんですが、フックばかりは

買うという選択肢しかない。
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オーナー社 ST46シリーズ

言わずもがなシーバスにおいてのスタンダード。

お値段1本余裕の100円超え、、いやいいんです。必要経費ですから。

新品のフックと針先の鈍ったフックで釣果に差が出るという事は痛い程経験

してるので買う事に躊躇いはないんですが、年間のフック代っていくらかかってんのかいな?

ふと疑問に感じた自分は計算した事があります。釣行回数やどの基準で交換するのか

でもかわってくると思いますが、釣具屋でもついでに買う事が多いこういう小物系は

リールやロッドと違い意識からすぐはずれるので、想像以上に使ってたりするんです。
どっかに安くて良いフックがあればランニングコストを下げて、その分交換頻度を上げたり、
peラインの購入とかにまわせるのになぁと色んなフックを物色しはじめたんです。
中華製のフック、ヤフオクで詳細不明のフック、etc...
残念ながらそのほとんどがSTシリーズに遠く及ぶ物ではありませんでした。
DSCF0146明
そんな時にスーパーバリューフィッシングというネットショップで
売っていたブルーフックに出会いました。
凡そフックに求められる性能
・鋭利さ
・フックポイントの持続性能
・防錆性能
・製品誤差の少なさ
はっきり言ってしまうと上記性能はSTシリーズに引けをとらないと思います。
そしてこんなフックが1個60円と値段においては驚愕レベル。
しかもがまかつのハイパーシールドに似たような防錆処理がされているのか
黒く変色しつつも性能は持続するというプラス要素まである。
このフックを使ってみて、そして使い続けてみて最初思っていた事が確信に近くなる。
認知度が上がっていきさえすれば、やがて釣り業界のフックにおける勢力図がかわるんじゃないか
それ以来自分はこれしか使わなくなったんですが、ある日から終売が続いていたのが
気になって問い合わせた事があるんです。
すると
諸事情によりブルーフックは在庫分をもちまして終売となります・・・
まじか・・諸事情って何?何か圧力でもかかったんかな、それとも生産ラインの問題?
材料費の高騰で売価の維持が難しくなってSTシリーズに肉薄する為にネームバリューでの勝算
を考えた経営判断?とか色々邪推してしまいました。
自分にとってはフックについて改めて考えるきっかけと多くのシーバスをもたらしてくれた
良品だっただけにほんとに残念無念。
心から再販を望みます。

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