「皆自宅で食費が倍になっとちゃけんね!
無駄な買い物やら許さんよ!
お小遣いも今月はないけんね!」
同じく自宅にいる俺に向けても言っている
のだろう。。同意を求められ「そうだー」
という心ない返事をするその目は
死んだ魚のようになっていたはずだ。
その時インターホンがなる。。
「宅配でーす」
背中越しに嫁の視線が刺さる。
背中越しに子供の「あれ釣り竿じゃね?」
という言葉も刺さる。
誰がどう見ても竿だ。乗り切る為の言い訳を
頭のスーパーカンピューターで弾きだす。
「お、お店で使うんよ、必要経費です」
どうやらカンピューターはソロバンで
出来ているらしい。ねがいましてーはー、
嫁「あんた、それ自分の竿やろ?」
はい、ご明算。
それでは開封の儀。
興味があった。その設計思想や販売方法は
大手のそれとは一線を画す物だし、
市場での評価は色々あれど、ブレない
その姿勢と圧倒的な経験値に裏付けされる
理論。くそー、格好いいやないか。
パキパキ、固い、剛竿、そんな形容詞が
飛び交う異質なロッドラインナップ。
パキパキ、固い、剛竿、そんな形容詞が
飛び交う異質なロッドラインナップ。
それでも一度はそのテイストを
味わってみたいと思わせるって凄い事だと
思うんですよね。
釣り具のキャスティングで実物を手に
してたら違ったかもしれませんが生憎
UCシリーズは在庫なし。
購入はメーカー直販やけど、スペック見るにどれも小物弾きのランカーロッド
にしか見えないので正直怖い。
買ったは良いけど持て余し過ぎて使えない
なんてのは嫌すぎるのでUCユーザーとして
最初の一本は自分の行くフィールド、
アベレージを鑑みてテイストを味わいつつ
実用範囲であろうこれにしました。
大分長い。
振った感じも他メーカーのMLくらいの
張りがある。
手持ちのロッドで比べて見ると
一番上位置セッティングで35センチ
33.5センチ。
38センチ!
8.8フィートのライトキャスティングロッド
とはいえ、UCシリーズである。
恐らくキャスティング時のサポートとしての長めのグリップ。
明らかに太いバット。
使ってねと言わんばかりの機能性ありそうな
フォアグリップ。
全体的な張り。
絶対ルアーマックス18gじゃないと思う笑、
まぁ見て触った感じであれこれ言うのも
失礼かな。面白そうなのは間違いないので
しばらく使ってみてまたインプレを
してみたいと思います。
してみたいと思います。
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