
何故潮良し、ベイト良しの俺の時は
コチ一本で何日後の同じエリアの
持ち込みで釣れてるのよ・・・
あの悪夢の釣行以来渋いままだと思う事で
精神状態を保っていたのに
知りたくなかった事実(笑)。
よくご利用いただくお客様で前日に
魚だけ持ってくるとの事。
で上の画像なんですが、今年初めて
イサキを見ました。まだこの他に
クーラーボックスにイサキが10本くらい
入っていて、お一人の釣果だというから
驚きます。しかも見た瞬間旨い
個体の雰囲気がプンプンします。
明るい黄色。触ってみても赤ムツを思わせる
柔らかな皮質。こういう個体は脂がのって
いて美味しいのが多い。
皮質も固めで居付きと思わせるような体色。
こういうのはあんまり美味しくない。
大半が大体20cmのサイズで、何本か
30cmオーバーが混じっているんですが、
サイズ関係なしにどれも美味しそう
なんですよ。今までメスは産卵の為に
ベイトを捕食し、栄養を蓄える。
産卵直前は別にして抱卵している状態では
その栄養は身にもまわり、それが
脂の乗りとなる。よってある程度サイズ的
にも成熟しているメスが旨い。
オスは基本的に味としては負ける。
と思っていたんですが、下処理をしていても卵巣を見る限り成熟とは言いづらく、
小さいサイズはほぼオスでした。
ですが、脂が浮いてテカテカしてます。
画像では分かりづらいのが残念。
除外したものを考える。
水温、食べてるベイト、月齢、その群れが
どの海域から来たのかetc...
恐らくこの答えは出ないでしょう。
何年、何十年先にひょっとしたらその片鱗
には触れられるかも知れない。
大自然の生き物相手にあーだこーだ考えて
結論を得ようとする矮小な自分を自覚
させられる瞬間です。
自分の小さな世界で知った気に
なってるんじゃねーよってたまに
こうやって怒られてるような
錯覚を起こすんですね。まさにその通り。
ほぼイサキのフルコースを出すわけです。
と同時にもう一つ疑問が湧く。
いくら何でも一人でこの釣果は
はっきり言ってハイシーズンに魚がベイトに
狂ってる時並みやぞ。普通に小さいジグ
しゃくるだけでこんなんならんやろ?
なんかマル秘メソッドあるな、と。
聞かない事にしましたがやっぱりマル秘が
あったみたいです。気になるー。
ていうか最初挨拶した時おらんかったけど、よく乗る船の船長いつの間にかおるやん。
船長「あ、あの激シブだった次の日から
普通に釣れてます。やっぱあの日は
漁師の網が原因やったすね 」
俺 「マジ?・・あの日の激シブの原因
が確定したのは良いんやけど、
次の日からの件は嘘でも渋いまま
て言ってほしかった。」
それが自然相手なら尚更だし、知ろうと
足掻くのはロマンだと言って良いと思う。
ただ知りたくもないどうでも良い事は
突然知らされる、そこにはロマンとは
程遠い残酷な現実がある。ただでさえ普段は
社会の中で雑多な日々を送りながら色々と
疲弊してるんです。釣りという趣味の中で
くらいは現実を忘れ夢を追いかけていたいと
思うわけです。

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