UC88ft
・ロッド重量170g(フルグリップモデル)
・キャストMAX ジグ60g プラグ40g
・ガイド RV-H25~トップ8のチタンガイド
・ジョイント 並継ぎ
ーメーカーより抜粋ー
河川港湾絡みの釣りで大型シーバス、
4キロ程度の青物にどうぞ。
その1から大分あいちゃいましたが
今回は最終にしてファイト編です。といっても
そんなしゃちこばった奥の奥から出てくる
特性がうんじゃらーみたいのはありません。
自分の場合はこのメーカーのロッドはUC88L
から入ったのでそっちの方が戸惑いましたが
そのテイストの片鱗を味わって予想していた
ほぼその通りのフィーリングでした。
それは使い続けていても変わる事はなく
シンプルにキャスティングが楽しいロッドで
固く強いロッド。。という形容詞に尽きると
思います。
・感度について
それまで感度って繊細なティップが
もたらすものだと思っていたんですが、
このメーカーのロッドに触れて固さによって
得られる感度がある事を知りました。
ボトムタッチや流速の変化によるルアーの
動き、ルアーがベイトに触れる感触は必要量
伝わってきます。ただ自分の感覚ですが
フローティングミノーで表層や水面直下を
ドリフトでスローに流すような時は
その固さゆえか流れに先行させたラインからの
ルアーの情報が少し伝わりにくいなと感じます。
余談ですが自分がよく乗る遊漁船の船長は
FCLLABO愛好家でボートエギングもUC79で
やってました。固さで感度取れるから大丈夫て
自分も一度やらしてもらったけどまったく
わかりませんでした笑。慣れですかね?
・小さいサイズは弾くのか
正直こんだけ強いロッドだと弾きまくるのかなと
思っていました。実際最初の頃は結構あった。
ただ使い続けているとサイズじゃなく食ってる
ベイトや活性を考えてロッドを選択する方が
正着だろうと感じてます。バチを食ってる時や
アミなどのマイクロを機械主義的に浅く吸い込む
ような状況でこのロッドを使っていて
「あー、また弾いたよ畜生」てそりゃそうなるよね
って思います。そういう時は素直にティップの
入るようなロッドを使うべきだし、そっちの方が
幸せになれます。俺はこの1本で何でもやるんだ!
という男気アングラーが少しでもフックアップ
の確率を上げる為にアドバイスするなら、
あわせない・・・この一択です。経験者は語る・・
忘れてはいけません。大型シーバス、4k程度の
青物を想定したロッドです。
逆に活性が高いときはセイゴだろうがチーバス
だろうががっつり乗ります。フッキングした瞬間
飛んできますけど笑。
・魚をかけてから
88Lもそうだったし、UC88もそうですが、
このメーカーのロッドの凄いとこが魚が
かかって浅いベンディングカーブを描いた
時のキャスティング時との印象のギャップ
なんですよね。最初まじでびっくりしました。
剛竿です。高弾性パキパキです。魚がかかると
ファーストテーパーの挙動をみせると思って
いたらレギュラーファースト気味の挙動やし。
こういうセッティングもできるんだなーと感激
したのを思い出します。ロッド全体でかなり
余力を持った一定の曲がりの中で魚に負荷を
与えつつコントロールするといった印象で
スズキサイズからセイゴサイズまで
特にばらすような印象はありません。
ひとつだけ気をつけるとしたらランディング時の
超近距離では固さゆえの弊害でラインテンションを
維持しずらいので魚が暴れた瞬間にばれる事は
あると思います。
強風下でも風を切り裂いてキャストできる操作性
状況にあわせてという条件はつきますが大小を
問わず使える汎用性、他のメーカーとは一線を
画す設計思想。世間一般には棒だ、カチカチだ、
使う人を選ぶと、おどろおどろしい評判がある
一方で実際に使った人の意見は対照的に良い
意見が多いという百聞は一見にしかず現象が
みてとれますが、勇気を出して購入して使い
続けてみた一見側の意見としてはこのメーカーの
ロッドは面白いし、何故か少し依存性があります。
ご当地ラーメンでいう「元祖」みたいな。。
釣りをはじめて最初の1本には間違いなく
おすすめしませんけど、ある程度
経験を積んだアングラーには新しい価値観を
与えてくれるロッドだと思います。
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